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やる気スイッチを押したい怠け癖のついた人にオススメする良書2冊

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やる気というのは不思議なもので、全く実態のないもので取り留めもないものですが、人生においてこれほど有益なものもないように思われます。

 

やる気という言葉は、前向きな心、安定した心とも言い換えられると思いますが、これがあることで、毎日の人生が充実したものになります。

 

やる気のありがたみを知るには、逆にやる気が出ないときのことを思い浮かべればいいかと思います。

 

不肖、このコアトルの事例で言えば、やる気がないと、とにかくPCゲームや携帯ゲーム、あるいはYoutubeに逃避してしまう。

 

さらに悪いと思うのは、こういった逃避としての行動が、人生において何らの意味もなく、人生を有意義たらしめるに有益な行為ではないと自覚しつつも、

 

何となくやる気が起きずに逃避し続けてしまい、気づけば深夜になり、貴重な時間を無駄にしてしまうのであります。

 

一方で、何らかの理由でやる気に満ち溢れているときは、むしろそういう自分を思い出しては軽蔑し、いつも見ているYoutubeなど開く気にもならずに、

 

読書や勉学、あるいはブログの執筆などという、「自分が有意義だと信じている行為」に向かうことができるのです。

 

こういった現象は、私がとやかく説明するまでもなく、懸命な皆様であれば、十分すぎるほど理解されていると思います。

 

どうしても人間は「わかっちゃいるけどやめられない性」の持ち主であって、無駄な行為とわかっていてもズルズルと惰性で、無益なループに落ち込んでしまう。

 

そうしてまた、その無益なループから抜け出すためのきっかけ、即ちやる気スイッチなるものも、これというものがあるわけではない。

 

コアトルも、このやる気スイッチが絶対的なものとは言いません。しかし以下の2冊の書物は、それになり得る可能性が高いと考えております。

セネカ 人生の短さについて

セネカさんというのは、本名をルキウス・アンナエウス・セネカと言いまして、これが大変重要と思うのですが、紀元前1年頃〜65年ごろに活躍したローマ帝国の哲学者です。

 

実際にこの本を読んでいただくとわかりますが、はっきりいって経験値のものすごく高い退職間際の営業部長が、若手に向けた書いたと言われても全く違和感がないほどです。それほど古びた感じがしないということです。

 

内容は、親戚のパウリヌスさんに宛てた手紙という体裁を取っていまして、内容は、とにかく「人生は、人生を無駄に生きる人にとっては短いけども、有意義に生きる人には無限のように長いものである」という命題を証明するために、

 

怠惰だったり、つまらないゲームや格闘技に没頭することがいかに無駄かということを繰り返し繰り返し口すっぱく解いたものであります。

 

そのセネカの主張一つ一つが、怠惰な自分に突き刺さると同時に、体に染み付いていた悪い垢や匂いが綺麗に取れていくような気がして、

 

爽快な気分になれます。

 

一応免責的にいっておくと、セネカは最後の方で、時間を、過去・現在・未来に切り分けた上で、「有意義な人生とは、過去の英知を学ぶことだ」とざっくりいっていますが、

 

これは絶対的なものと理解するのは誤読かと思います。

 

有意義な人生とは、の後に続く言葉は、ひとそれぞれであり、相対的なものに違いありませんので、間違っても、読後に焦って岩波文庫の古典シリーズを買い求めたりはしないようにしてくださいね。



矢沢永吉 成り上がり


この本は、当ブログではすでに紹介したことがありますが、改めてやる気スイッチ本として取り上げたく思います。

 

永遠のスーパースター永ちゃんの、反骨心を最大限まで増幅させた幼少〜青年時代、ヤマト〜キャロルでデビューし成功するまでの軌跡、ソロデビューのこと、

 

モテモテ時代の自慢話や、親知らずの治療ミスでひどい目にあった話、昔のことを思い出してストレスが爆発した時に、テレビを並べてバットで壊しまくった話など、

 

とにかく全てが面白い名著であります。

 

読み物として純粋に面白いのに加え、もっとも突っ張っていた時期の永ちゃんが淀みなく目の前で話しているような臨場感とともに、

 

永ちゃんのサクセスを追体験できるというところに、本作の最大の価値があると言えます。

 

特に中学生から高校生くらいの若い方に読んでほしいものですが、大人が読んでも十分やる気スイッチになり得る名作です。



おまけ

ちなみにコアトルはどちらかというと永ちゃんフリークなのですが、永ちゃんは売れ線の、いわゆる商業的な曲は書かないので、一般的なヒット作というのは、

その長いキャリアに比較すればあまり多くはありませんが、せっかくなのでたくさんある名曲の中から一曲だけ紹介しましょう。

 

曲名は逃亡者。ライブパフォーマンスにハズレはありません。

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