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嫉妬はやっかいだがどちらかというと嫉妬される方がやっかいである

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この世で嫉妬ほど、歴史に影響を与えた感情はないのではないかと思います。

 

例えを上げるともう枚挙に暇が無いですが、例えば今改めてブームになっている田中角栄氏についても、彼の前の佐藤栄作が、「田中角栄は優秀すぎる」などと言って嫉妬して、寵愛している福田赳夫を総理にするのに躍起になったそうですからね。

geralt / Pixabay

もっとのこの画策は失敗しましたが、佐藤栄作の福田押しがなければ、後の角福戦争などはそれほど規模の大きいものにならなかったでしょうし、40日構想やロッキード事件さえなかったかもしれません。

 

しかも佐藤栄作は東大出の官僚出身、かたや田中角栄は高等小学校卒。

 

そんなに学歴や、身分さえ圧倒的な差がある両者ですら、その優位な人物である佐藤が田中角栄に嫉妬するわけです。

 

こういうところにも、嫉妬という感情のやっかいさが伺えるかと思います。

嫉妬は主観的な差異に大きく影響する

まず嫉妬という感情を理解するにあたって、一番理解しないといけない肝の部分は、この「主観的な差異」というものです。

 

嫉妬というと、「とても優秀で、能力があって、皆から評価されていて、給料が良くて、顔が良くて、、、」などという誰もが羨む人に対して起こる感情であると思いがちです。

 

しかし我々が本田圭介やイチロー選手に嫉妬するか、というとそんなことはないでしょう。

 

もし嫉妬する人がいるとしたら、その同僚など同じスポーツをやっている選手や、彼らのようなスターになりたかったけど、なれなかったサッカー好き、野球好きの人でしょう。

 

もっと身近な例を上げますと、会社の同僚でも、ずば抜けて仕事が出来る人、というのは、同期以外からはそれほど嫉妬されません。

 

一番嫉妬の対象となり易いのは、相対的に見て能力があって、仕事ができる人で、にもかかわらず、素行などの部分に隙があるような、三枚目タイプの人でしょう。

 

そういう自覚がある人は、周囲からの嫉妬には充分注意しないと行けません。



嫉妬された場合の周囲のフラグ、傾向、行動の特徴など

嫉妬されている可能性が高いと思われる周囲の行動上の特徴、傾向としては、

•理由もないのに冷たくあしらわれる
•やけにミスを執拗に取り上げてつついてくる
•意図的に仲間はずれにしようとする

などが上げられます。

 

これらは全く、人が他人に嫉妬するときに発する行動の典型例であって、こういう行為をされている場合、十中八九あなたは嫉妬されていると断言してまず間違いありません。

やっかいな上司、先輩の嫉妬

同僚や部下から嫉妬されるのは、社会的立場上からして、それほどあなたに対する影響力がないので、実害が少なくて済みます。

 

ところが、会社の上司などから嫉妬された場合、非常にやっかいです。

 

田中角栄が佐藤栄作に嫉妬された、というのもそういうケースです。
(田中は佐藤派の参謀で、佐藤政権ではほぼ常に要職にありました)

 

こういう場合、業務の割り振り、評価等について支配的な影響力を持っていますから、さらに上の人がフォローしてくれない限り面倒な事になります。

 

こういうわけですから、嫉妬深そうな上司については、出来るだけ猫を被って、「勉強させてください」スタンスでのぞまなければなりません。

 

普通の会社では、ただの一兵卒としての従業員に対して、慈悲深いフォロー等期待することはできないからです。

 

田中角栄の場合、お金という武器でなんとか乗り切ったわけですが、このお金がなければ、到底元総理大臣からの執拗な攻撃に耐えることは出来なかったでしょう。

 

ま、会社でシンパを増やす為にお金をばらまくなんてことは相当難しいですから、別の武器で闘わなければなりませんが、例えば関係者のシンパを増やしまくって、集団で圧力をかける、などが考えられます。

 

そうやってしても、ようやく五分五分の闘いでしょうから、上司に嫉妬された場合には、ストレス満載の日々を過ごしながら、臥薪嘗胆、雌伏の時を待たねばならないかもしれません。

嫉妬深い人の特徴

嫉妬してしまって始末が悪そうな大人は、結構簡単に見分けがつきます。

•ブサイク
•自分語りが多い
•ハゲ
•自慢話が多い
•話出すと止まらない
•自分の成果を誇張する傾向にある
•都合の良い解釈が多い

など、などであります。

 

案外デブがいないのが、この分析の面白いところではありますが、いずれにせよ上記のような特徴がある大人には要注意です。

 

特に必要がないなら、関わらないのが一番です。

 

容易に近づかないようにしましょう。

嫉妬してしまったら

人に嫉妬してしまったら、これは完全に自分の問題である、ということをまず認識しましょう。

 

あなたがAさんに嫉妬しても、他の人はAさんに嫉妬していない、と言うケースが殆どです。

 

よく自分は自分、という事実を受け入れましょう、というアドバイスが言われますが、これはやはり真理である、と言わねばなりません。

 

しかし、佐藤栄作が田中が次期総裁になりそうになった時、「まあ俺は俺だしな」などと悟りふけっていたでしょうか?

 

いや、そうではなく、その事実を徹底的に妨害した訳です。

 

確かにこの目論みは失敗したわけですが、彼は総理大臣にまで上りつめた男です。

 

これまでにも幾多の競争を勝ち抜いてきたことを考えると、簡単にゲームから降りるのもどうかと思います。

 

Aさんに対して嫉妬してしまったら、私はやはり、一度は徹底的に闘ってみることをお勧めします。

 

しかし、仲間はずれ、とか無視、等と言う姑息な手段ではなく、正々堂々と、仕事なら仕事、スポーツならスポーツで勝負してみてください。

 

それが絶対に成長につながるはずですし、将来の成功に導いてくれる、1つの原動力になることは間違いありません。

 

それでも駄目だったら、やはりその自分を受け入れることが必要です。

 

潮時、というのが一番難しいわけですが、何度か立ち止まって、頭を冷やして,少しずつ受け入れていけばいいのではないかと思います。



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