美容院に行くのが異様に億劫な男性は「いい子症候群」 原因と傾向と対策

johnhain / Pixabay
人生の悩み

いい子症候群の悲劇

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2〜3ヶ月に1回は必ず巡ってくるあの散髪という忌まわしきイベント。

 

およそ一般の人が何もストレスに感じないこの散髪というイベントに、異様にストレスを感じる人がいる。

 

「ちょっと若はげなんだけど、美容院の人、『あーこいつハゲだ』とうすら笑うだろうな」

 

「本当はEXILEみたいな髪型にしたいけど、俺みたいなブサイクがリクエストしたら美容院の人鼻で笑うだろうな」

 

「人と話すの苦手なのに、コミュ力が高い美容院の人、人の気持ちもしらないで話しかけてくるだろうな。コミュ障がバレるの恥ずかしいな」

 

「髪型のリクエストなんて言おう?前髪は眉毛にかかるくらい、トップはちょっと立つくらい。で少しボリューム少なくしてください。なんて紋切り型の判子板みたいなリクエストしたら、『あ、こういう無個性の象徴みたいなやつ大嫌い』とか思われないかな?」

 

「色々リサーチして、切って欲しい髪型は決まったけど、その通り注文したのに全然違うダサい髪型にされたらどうしよう」

 

「あー若はげだし仰向けで洗髪されるの嫌だ。でも『前向きで髪の毛洗って』って言ったら『あ、こいつ無駄に若ハゲ気にしているな』って美容院の人にバレるのもっと嫌だな」

 

 

。。。

 

 

こういう意味不明で何の価値もない自問自答に苛まれて、いつまでたっても美容院の予約が出来ず、髪は無造作に伸びていく。

 

こういう経験がある人はその時点で人生の2割は普通より損している人だと言ってまず間違いない。

 

かく言う私もその一人なのだが、これはもう病気に近い。

 

こういう人は日常生活の他のあらゆる局面で、「気にし過ぎる」ために「さらに人生の1割」を損している。

 

こういう人は就職活動も上手くいかない。バイトの面接も上手くいかない。

 

「自分を必要以上によく見せよう」という気持ちがバレバレで、「素の自分をさらけ出せないアイデンティティの形成に失敗した人」という判断がされてしまうからだ。

 

 

この症状を尾木ママ風に言えば「いい子症候群」と言って、幼い頃から、親の目ばかりを気にして、両親にとって良い子、良い人間であろうとし過ぎるあまり、本当の自分を確立することが出来ないまま大人になってしまった状態を指す。

予後は不良である。

 

概ね、過保護、一人っ子家庭で養育され、必要以上に親が、頼みもしないのに何でもかんでもお膳立てをしてくれたような環境で育った人間の発症率は、そうでない人の2万倍である。

 

だからまあ、簡単に言えば病気なのだから、もう仕方が無いのだが、本当にこの症状から抜け出そうとする場合、劇的に改善することは不可能であることを先ず認識してもらいたい。

 

だって20年近くかけて培ってきた「親の前で良い子のフリをする能力」が、明日急になくなったとしたら、それはそれでちょっと異常で恐いことである。

 

しかも、「親の前で良い子のフリをする能力」がまったくこれまで役に立たなかったわけでなく、むしろ人生遊泳上プラスに働いた場面も多いであろうから、そんなに悲観することはないが、副作用が異様に大きいだけの話である。

 

この問題は徐々に徐々に、ゆっくりゆっくり、しかし確実に改善していくしか方法はない。



いい子症候群の改善、解消方法

改善方法であるが、一番良いのは「彼女を作る」ことである。

 

別に彼女でなくても良いが、より普遍的な言い方をすると、「ありのままの自分を受け入れてくれて、しかもそれを認めて評価してくれる人を見つける」ことであるが、それはとりもなおさず(普通に恋愛関係に発展した)彼女であることに異論はないだろう。

 

彼女以外でも、信頼できる友人でも構わない。

 

兎に角「自分を受け入れてくれる人」を探し、その人と濃密な時間を過ごすことが大切だ。

 

ちょっと他力本願かもしれないが、そんなことはない。

 

もしあなたが「いい子症候群」むき出しなら、合コンやらに行ってもまずモテない。面接時と同じく、「無理にいい格好していること」がすぐバレるからである。

 

だからあなたは反省する。

 

気取らない自分、ありのままの自分で、だけど人が評価してくれる部分、興味をもってもらえる部分は何かを自問自答する。

 

これが「いい子症候群」脱却の第一歩と既になっている。

 

だから彼女を作ることを目指すことで、症状がどんどん緩和されていくことが実感できるだろう。

 

逆に、もし今あなたに彼女がいて、しかしその彼女は「本当のあなた」を知らないような状況であるなら、悪い事は言わないから早く別れた方が良い。

 

症状がますます悪化するだけだから。

 

どうしても彼女を作るのが難しい、ということなら民間の医療機関でカウンセリングを受けるのも良いだろう。

 

よほど悪徳な機関でない限りは、それなりに協力してくれるだろう(支払った対価の分だけね)

 

始めの方に戻って、もしアナタが、上の美容院の例で挙げたようなことを感じた事が少しでもあるなら、それは人生の損失につながるから、是非前向きに解決を検討して欲しい。

 

まとめ

•美容院に行くのが異様に億劫な人は「いい子症候群」の可能性が高く、人生を損している

•「いい子症候群」の人は就職面接やバイト面接に失敗する。理由は「無駄に自分を良く見せようとするのがバレバレ」だから(アイデンティティの確立に失敗したと見なされる)

•「いい子症候群」治療の為には、ありのままの自分を受け入れ、評価してくれる人(=彼女など)を見つけて、その人と濃密な時間を過ごすべし。

•それが難しい場合、カウンセリングも効果がある。

 

以上、今日もだらだら当たり前のことを書きなぐってしまったが、仕方がない。それが真理なのだから。



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