急に交友関係を断つのは境界性人格障害かも?逆に活動的すぎる奴にも気をつけろ

johnhain / Pixabay
コアトルの心理学探究

世の中には色んな人がいます。

友達の多い人、少ない人。
活動的な人、非活動的な人。
インドアな人、アウトドアな人。
明るい人、物静かな人。
。。。。。

色んな人がいるから世の中は回っており、どのタイプの人が良く、どのタイプの人が悪い、などと、人のタイプに価値判断を持ち込むことは本来出来ませんし、するべきでもありません。

 

しかし、その人の性格や行動特性が、精神的な病気に起因している場合があります。

 

その代表的なものが、境界性パーソナリティ障害と言えるでしょう。

 

この場合も、勿論その行動特性がダメだ、等と言うのでは勿論ありません。

 

しかしコミュニケーションにかなり癖があるので、こちら側も傾向を把握した上で交流しないと、こちらがストレスを貯めてしまうことになるのです。

 

意外と身近にいらっしゃるので、既に経験済みの方もいらっしゃるかもしれませんが、、、



境界性パーソナリティ障害の症状

境界性パーソナリティ障害の症状ですが、色んな類型があり一概には言えません。

 

武田龍太郎氏の類型が一番分かり易いかと思いますので、以下Wikipediaから引用しておきます。

A. 過活動型 – 現実検討力が低いタイプ
活動性が高く周囲を巻き込み、自身も混乱しやすく衝動行為での入退院が多い、最も重症なタイプ。情動が極めて不安定で自らの問題意識も低く治療も奏功しづらい。仕事や異性関係も変化しやすい。クリニックなどの外来治療のみでは対応しづらく、時に医療保護入院となる。

B. 回避型 – 現実検討力が低いタイプ
他者を巻き込まないが回避傾向が強く、自傷行為に逃避しがち。対人恐怖・過敏性があり集団適応が苦手で社会性も乏しい。空虚感、抑うつ感が強い。短期入院や外来治療が主な治療法になる。ひきこもりがちになりやすいので、生活の援助にデイケアや作業所、グループホームの活用も考慮できる。

C. 過活動型 – 現実検討力の高いタイプ
活動性が高く周囲を巻き込むが、現実検討力は保たれており知性も高い。自分よりも周囲が疲れ、治療に連れてくる。集団場面では他者を巻き込みやすいので、デイケアや入院は不適応なことが多く、クリニックや病院での外来治療、個人精神療法が主な治療法となる。ある程度集中的な治療が向いている。

D. 回避型 – 現実検討力の高いタイプ
他人は巻き込まないが、家庭内では家族に対し感情的になり当たったり、自傷行為を行う。対人過敏性が高く回避・ひきこもりがち。周囲に上手く迎合しているように見えるが内情は空虚感・抑うつ感が強い。危機介入時は入院適応となるが、通常は入院治療は向いておらず外来での個人対応が主になる。ある程度改善すれば短期入院、デイケアや集団精神療法も可能になる。

このうち皆さんの周囲に出現し易いのは、C. 過活動型とD. 回避型の人でしょう。

 

というのもAやBの類型の人は、あまり理性的に物を考える事が出来ませんので、一般的な企業に採用される事はあまりありません。

 

しかしCやDの人はむしろ知性が高い場合も多く、表面的には優秀そうなので、割とその辺でサラリーマンをやっているものなのです。

 

この手の人達は、一言で言うと自分勝手(に少なくとも我々からは見えます)です。

 

ですから付き合う上では非常にストレスなので、極力関わらないのが一番ですが、その人が境界性人格障害であることに気づくのは、一定程度の交遊を持ってからの場合が殆どのため、否応無しに彼/彼女との交遊に巻き込まれてしまう。

 

出来るだけ早く足を洗えるように、しっかりと境界性パーソナリティ障害の特徴を把握しておくのが望ましいのです。

そこで、より具体的な特徴を見ていきましょう。

geralt / Pixabay

過活動型 – 現実検討力の高いタイプの特徴

歴史上の偉人では、あのプリンセスオブウェールズで有名なダイアナ妃が上げられます。

 

このタイプの人は理想家で、自分の理想が実現しないと、八つ当たりをしたり、通常考えられる以上の不満な態度を出したり、自傷行為に走ったりします。

 

自分の考えを周囲の人が認めてくれるのは当然、自分が集団の中心だと思っているので始末が悪く、特に会社における複数人での職務に従事する場合、こういう人のせいで逆にプロジェクトが進まなかったり、他部署から反発を受けたりして収拾が付かなくなってしまいます。

 

中途半端に頭が良く、蚊帳の外の人間からはむしろ好意的に見られるのがまたまた厄介なところで、現にダイアナ妃の場合も、家庭内で「公務など一切するな」などと皇太子に無理なお願いをして、皇太子も相当程度理解を示していたにも関わらず、それが原因で家庭不和になった事がマスコミを通じて世間に伝わった際、国民の多くはダイアナ妃に同情的だったのです。

 

王室内で事情をよく知る人は誰もダイアナには同情的ではなく、またエリザベス女王などはダイアナ妃が事故死した際も、王室として特別な配慮など当然しないと公言する程でした。(結局世間の批判に負けて、宮殿の半旗を掲げざるを得なかったのですが、、、)

 

こういう一生懸命やっている姿が印象的だが、やっていることは空回りも良いところで、ごく近い人は迷惑をしているが、より遠い亜周辺〜周辺の人間には評判がいいタイプの人間。

 

きっとあなたの会社にもいるでしょうが、こういう人は使い様によってはものすごく便利ですが、注意深く扱わないと、後で大やけどをおいますから気をつけましょう。

 

また、こういう人とは出来るだけ関わらないようにするのが吉です。

 

別に侮蔑をしているわけではなくて、そうしないとこちらが巻き込まれて不幸になってしまうからです。

 

実際ダイアナと結婚したチャールズ皇太子は、結婚している間とても幸せだったとは思えませんからね。。。。

回避型 – 現実検討力の高いタイプの特徴

このタイプの人は、一言で言うと、突如として交友関係を断ってしまうタイプの人で、たまーに現れるタイプです。

 

昨日まで凄く仲良く話していたのに、翌日から急に素っ気なくなって冷たくなって、酷い場合だと連絡先を削除されているケースも多々あります。

 

この場合、「俺、なんか悪い事したかな?」という不安に苛まれてしまい、ストレスになるので迷惑です。

 

実際のところ、このタイプの人は、対人関係に過敏で、情緒が不安定、出来るだけ周囲とは上手くやらないといけない、という意識はあるので、周囲とは出来るだけ合わせますが、合わせる以上のことはやらない。

 

だから、しょうがなく周囲とは付き合っている、くらいのモチベーションなので、その人からすると自分の方が立場が上だ、と錯覚してしまってるのです。

 

それ故に、ちょっとした言葉尻に侮辱を覚えると、それがどんどん膨らみ、「俺は好きで付き合っているわけじゃないのになんでそんな侮辱されないといけないのだ!」と被害妄想が膨らんで、その怒りがある閾値を超えた瞬間、全ての人間関係をリセットする。。。

 

もちろん、その境界性パーソナリティ障害の人が言う、「侮辱」とは、一般に言って全く侮辱には当たらないような言葉です。

 

あるいは言葉ですらなく、表情、イントネーション、態度など、ごく些細なところに原因を見いだしては、一人で抑うつ状態➡怒り、の繰り返し。

 

こういう思考回路ですから、こちらに取っては対処のしようが無いのです。

 

このタイプの人は活動型の人に比べれば、実害はそれほどないと言えるでしょうが、そうは言っても会社にいる場合には上手く付き合っていかざるをえない場合があります。

 

向こうは本心ではなるべく人と付き合いたく無いと思っているので、無下に話しかけたりせず、話しかけられたら、丁寧な言葉で返答する、意外のコミュニケーションは取らないようにすることが大事です。