清原和博氏の破滅型人生から学ぶ人生における注意点 ダメ男の特徴について

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コアトルの心理学探究

清原和博といえば、甲子園のヒーロー、西武黄金期の立役者、あるいは番長キャラに変化した巨人時代から、現役後半の成績低下及び、最近の逮捕と、毀誉褒貶の激しいある種の現代における英雄に列せられる人物であると思います。

 

彼の生涯は、彼が未成年の時から有名だったことも助けて、非常に詳細な記録がつまびらかに成っております。

 

この生涯を分析した上で、彼の人生の失敗の原因及び、それらから一般化される、ダメ男の特徴、また女性から見たときに、気をつけたい男性のタイプを明らかにしたいと思います。

 

一番言いたい事は、人生の成否を分けるのは、当たり前ですが、周囲の環境が大きく影響する、ということです。



失敗ポイント1 青年期における輝かしき栄光

清原の人生における失敗の原因ですが、結果論と言われることを恐れずに言えば、やはり青年時代に成功し過ぎたことが上げられます。

1974年、岸和田市立八木南小学校に入学。ここで野球を始め、1976年5月、岸和田リトルリーグの部員募集ポスターを見て入団テストを受け、岸和田リトルリーグに入団(ちなみに小3でありながら、すでに身長が155㎝あったとのこと[3])。毎日祖父から100円を貰い練習をしていた(この頃に金銭を貰って野球をする感覚を覚えた)。
1977年、6年生ばかりのレギュラーに混じり唯一4年生でレギュラーを獲得。その後投手としても才能を発揮し、6年生の最後の試合ではエースで4番を務め、完全試合を達成した。
その後、岸和田市立久米田中学校に進学すると共に、岸和田シニアリーグに移り、中学2年生にしてキャプテンとして関西シニアで優勝を果たす。3年時には日生球場のネットを揺らす本塁打を放った。
Wikipedia 清原和博

こういうわけですから、2番手に甘んじる経験を殆どした事が無いのです。

 

言い換えれば挫折を知らない、とも言えるでしょうが、こういうのは、挫折経験が遅くなればなるほど、予後が悪くなるのです。

失敗ポイント2 性格が優しく他人思い

清原の性格については色々方々で書かれていますが、特に西武時代の同僚からは、

•どちらかと言うと気が弱い
•周囲に気を使い過ぎる
•嘘がつけない純粋な男

等と言う声が多いです。

 

しかし、こういう性格というのは、実は最も注意しなければならない性格で、元来的には気が強かったり、意地悪な部分を表に出していない人間には、特に女性は非常に注意した方が良いかと思います。

 

理由はと言うと、実はこういった優しさ溢れる性格、というのは、自分の成功体験が根拠になっているからです。

 

野球の世界において、小さい頃からチヤホヤされて、実績も申し分なかった清原にとっては、非常に人生における満足感が高かったと思われます。

 

人間誰しも、自分が気分がいい時は、他に対して非常に寛容になり得るのです。

 

これは、2つの理由からによるもので、1つは単に充実し勝手に心が広くなる、ということと、成功した上に我を出し過ぎていると、嫉妬されてしまう、というリスクを回避するためと思われます。
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清原の場合は、順風満帆な人生故の寛容さ、というものがあまりにも当たり前に成り過ぎた結果として、周囲から見ると、他に遠慮し、目上の人にも礼儀正しく接することが出来ていたのだと思います。

 

ところが、これは人間の本当の姿を表しているとは言えない場合が多い。

 

実際には、心の中では、自分より実力の無い人達を馬鹿にし、下に見ているのです。

 

本当は他者に遠慮し、目上の人に礼儀正しくする必要など全くないと心の底では思っているのですが、自分が成功している内は、つまり彼の場合、打者としていい成績を残せているうちは、自分の心とは逆のことをしても、それほどストレスが溜まらないというわけです。

 

これは長い人生においては非常にリスクであることを知らなければなりません。

 

というのも良い成績が残せなくなった途端、自分の態度と精神状況のバランスが取れなくなってしまい、急にプライドの高い、扱いにくい人間に成ってしまい、つまはじきにあってしまうからです。(実際巨人時代の彼はそうでした)

失敗ポイント3 堤義明ら周囲の特別扱い

清原の人生失敗の原因を探る上で、もう1つ重要なのが、周囲の人間、特に西武時代の取り巻き連中による特別扱いと言えるでしょう。

 

就中、西武グループの天皇と言われた堤義明の悪影響は甚大と言えます。

 

彼は清原をたいそうかわいがったのは有名ですが、いくつかエピソードを上げると、

○上限無制限のクレジットカードを渡して自由に使わせた
○あらゆるスキャンダルから清原を守った(実際いくつかのスキャンダルをもみ消している)
○西武の幹部でも滅多に入れない社長室でふんぞり返らせていた
○清原が4番から外されると、球団首脳陣を怒り倒した
○清原が二日酔いで試合会場に来たのをコーチが咎めると清原が睨み返した
(勿論それは堤会長の威光があってこそ)
○チャンスで打てなくても、翌日のスポーツ紙にはバッシングさせない、、、

等々、最早秘蔵っ子として寵愛を受けていたのです。

 

これに慣れてしまった人間は、そうおいそれと普通の人の感覚には戻れません。

 

まあ、我々もここまでの寵愛など誰から受けるのも望むらくもありませんが、ちょっと想像をしてみれば、後戻り出来ない薄気味悪い感覚は誰でも分かるのではないでしょうか?

こういう男には要注意

さて、清原のケースはかなり極端な例と思うかもしれませんが、実は似たような人間性と経験を持つ人間は結構多いのです。

 

というのも、小学校や中学校、あるいはそれぞれの部活や習い事など、子供時代には全ての日本人が必ずいずれかのコミュニティに属します。

 

実のところ、この中で必ず1番になる人が絶対に現れるのです。

 

成績かもしれませんし、部活での実績かも知れません。

 

但し、段階が早ければ早いほど、つまり高校より中学校、中学校より小学校時代の方が、競争は緩やかなので、一時的に1番だった子供も、長じるにつれて、自分と同じ実力、あるいは自分より実力のある人を知り、己の力を把握する、場合によっては挫折もあるかもしれませんが、そういった経験をすることで強くなるのですね。

 

しかし、早期の段階で、周りがちやほやし過ぎてしまい、また本人も、謙虚さが足りなかったばっかりに、でもちょっと頭は良いので、適当に「いやいや」などと思ってもいないのに謙遜した結果、大きくなってから2番手以降に成り下がった場合に、その事実を受け入れることが出来ずに精神のバランスを崩し、自暴自棄になり、酒やタバコやその他よからぬことに走ってしまう。

 

そういったリスクをはらんでいる人間。

概して言えば、

○進学校出身者である
○部活や習い事を多くしていた
○一見すると優しさの固まりであり、怒ったりしない
○しかし気分にムラがある
○真面目そうにみえるが実は真面目ではない一面がある
○他者に対して極端に遠慮しがちで、自己主張がない
○にもかかわらず目上の人に対して、実際には全く尊敬していない様子をかいま見せる

こういった要素を持つ人間には要注意で、若いうちは良いですが、歳を取れば取る程、増々競争が激しくなり、自分の理想像と現実の乖離が大きくなり過ぎてしまうことで、うつ病になったり、暴力的になってしまったり、酒に逃げたり、、、といった悲惨な事態になる可能性が高いのです。

 

もし恋人や意中の人が、上記の傾向に多く当てはまるなら、悪い事は言わないので、手を引いたほうが賢明と言えるでしょう。