不安は全て過去の記憶に原因がある マインドフルネスを定期的にやろう

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人生の悩み

不安、これはまあ悩みと言い換えても良いかもしれませんが、悩みの場合は2種類あります。

 

5kg太ってしまった、という悩みの場合、糖質制限等の食事制限をやれば、物理的には解決出来る悩みです。

 

ここで言う悩みというのは、そういう具体的で解決策が容易に考案出来るような悩みではなく、もっと漠然としたもので、例えば「明日急に北海道への異動を言い渡されたらどうしよう」とか、「癌になるんじゃないだろうか」とかそういう悩みです。

 

こういう悩みは、結局不安とも言い換えられますから、ここでは不安として扱います。

 

さて、こういう不安は厄介で、よく昔から神経症と言われるように、病気として分類されるほど、人生を歩む上での障害になるのです。

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神経症(しんけいしょう、英:Neurosis、独:Neurose)とは、精神医学の伝統的な用語で、不安などの不適応行動を特徴とし、入院するほど重篤ではない場合が多い状態である[1]。1980年のDSM-III(第3版)では神経症という語を廃止し、神経症性うつ病(抑うつ神経症)の多くは気分変調性障害に含められた[2]。またDSM-IIIは不安神経症を、パニック障害と全般性不安障害に分離した[3]。強迫神経症は強迫性障害である。
神経症に対するかつての用語は、精神病であり、行動や思考過程の障害が激しくより重篤な状態を指した[1]。 これは主に精神分裂病や躁うつ病であり、原因が器質的(身体的)なものによらない精神障害のことをさす。このような神経症と精神病の分類は不正確な診断をもたらしたため、後の『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)は、より厳密な分類によって、より正確な診断を可能とした[1]。
wikipedia:神経症

病的な不安の原因は全て記憶から来る

さて、この厄介な不安症状は何が原因で起こるのでしょうか?

 

これは間違いなく記憶である、と言い切って間違いありません。

 

例えば「札幌に突如異動になるかもしれない」という漠然とした不安について考えてみましょう。

 

きっとあなたは数ヶ月以内に、人事の偉い人とすれ違ったに違いない。

 

その人事部長は、あなたの顔を見た途端、サッと目を合わせないようにしてすれ違っていった。

 

いつもなら会釈か挨拶くらいはするはずなのに、その時は様子がおかしかった。

 

ということは、近い将来自分に取ってよからぬ人事異動があるに違いない。

 

ああ、札幌転勤か、、、、、

 

大体こういう論理過程を経て北海道異動への不安が生まれるが、記憶、というものは徐々に薄れていきます。

 

しかし不安というのは情動的なもので、いつまでもいつまでもあなたの脳が不安感情を再生産をしてしまう。

 

そしてそのトリガーになるのが、人事部長の様子がおかしかった、という刹那的な記憶であり、これが薄れてはいくものの、どこかのタイミングでフラッシュバックしてしまう。

 

その結果、再度上述の思考が現れて、ぐるぐると不安感情が頭の中で回り続けてしまうわけです。

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癌になるかもしれない、という不安もそうです。

 

あなたはいつかの時点で、何かの兆候を感じたに違いない。

 

いつもとは違う変な咳が出た。

 

そういえば曾祖父が肺がんで死んだと聞いている。

 

俺には肺がんの遺伝子があるのだ。

 

俺はタバコも吸っているし、そんなにヘビーではないけれども、誘因要因もあるわけだ。

 

ああ、最近すぐに息が上がるようになった(⬅実際は只の運動不足だけれども)

 

ということで、あなたは癌になる不安に苛まれることになりますが、同じように、いつもとは違う変な咳が出たことがフラッシュバックすることにより、随分後になっても同じ思考回路を通じて不安が再生産されてしまうということになります。

 

こういう思考回路が癖になってしまうと、人間関係においても、

 

「Aさんの態度が急にそっけなく、おかしくなった。どう言う事だろう。ああ、そうだきっとBは俺を良く思っていないから、Aに俺のありもしない悪口を言いやがったに違いない。ああBムカつく。ムカつく、ムカつく、他の人にも言いふらさないだろうか、ムカつく、復讐してやりたい。。。ああ、他の人にも事実無根のゴシップを流さないだろうか、、、不安だ。。。。」

 

等と考えてしまう。

 

最初は単に「Aさんの態度が急にそっけなくなった。」という勘違いかもしれない事実だったにもかかわらず、あなたはそれから妄想を膨らませ、最終的には、BさんがAさん以外の人に悪口を言わないかどうか、という不安に変わっている。

 

冷静に考えればおかしい話ですが、不安と言うのは殆どの場合このように、記憶のフラッシュバックが原因で出現し、これを繰り返すことで不安が常態化すると言う事になるわけです。




不安の輪廻から逃れる為に

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不安の根本原因たるものは、記憶であるということが分かって頂けたのではないか思います。

 

記憶のフラッシュバックと、それから発する妄想的思考回路、これによって実態としては何もないし、この世にあっても1銭の価値もないし、あなたの人生にとっても少しも有益でない不安感情というのが発生してしまう。

 

これから逃れる為には、記憶のフラッシュバックがあっても、直ぐに頭のゴミ箱に放り投げて忘れてしまい、不安感情の増大につながる思考をストップすることが必要に成ります。

 

しかしこれが中々難しい。

 

そう簡単に記憶がゴミ箱に捨てられれば誰も苦労はしないのですが、しかし我々はやらねばなりません。

 

簡単に出来るコアトルお勧めの方法は、原因となる記憶がフラッシュバックした時に、ドアにしまい込むイメージを持って記憶を呼び起こさない、という方法と、マインドフルネスになります。

 

ドアにしまい込むイメージを持つ方法は、頭から離れない嫌な記憶を忘れるためにすぐ実行出来る簡単な方法で紹介しておりますので、こちらを参照頂けますと幸いです。

 

マインドフルネスについては、これはコアトルもほぼ毎日実践しており、日に日に効果を実感しております。

 

どこかで詳細な記事を書こうと思っておりますが、マインドフルネス簡単に言うと、瞑想のようなもので、10分〜15分間、姿勢を正して座り、あとは頭を空っぽにして、体がしたいままに呼吸をさせてあげる、というものになります。

 

頭を空っぽにする、というところがミソで、これが血の滲む努力なしには中々出来ないのですが、これは訓練であり、不安を取り除くために必要な修行だと思って頑張るわけですね。

 

この辺りは以前、あらゆるストレスの増幅原因は自分にある 思い込みを回避する努力をストレス社会の問題がNHKでも話題に ストレスに負けない方法を振り返りでも少し書いていますので、こちらを参照頂けますと幸いです。

 

不安、悩みというのは本来のあなたを縛り付け、抑うつ的状態に陥らせ、人生をつまらないものにしてしまう悪魔的な感情です。

 

全くないのもおかしな話ではありますが、正しきを恐れ、不要な不安からは解放されるために、一歩一歩努力していくことが必要だと思います。