人間関係とは非常に不思議なもので、絶対にこいつとは仲良くなることはない、と思っていたら、いつの間にか意気投合して、
親友とも呼ぶべき関係になることもあれば、
なんとなく波長が合いそうで、お互い最初は仲良くしていたけど、「何かが違う」となぜかお互いが考え出して、
自然消滅のように離れていくような場合もあります。
あるいはそれまで仲が良かったのに、何かがきっかけで、犬猿の仲になってしまったり、場合によっては絶縁してしまう、と言ったようなことも、
比較的よくある話なのです。
こういう風に、何が起こるかわからない人間関係ですが、願わくば、面倒な人とはお近づきにはなりたくありません。
人はどうしても友人というものを欲しがりますが、面倒な人、好ましからざる人物というのは、あなたのそういう心理を見事についてくるということを忘れてはいけません。
近づいてはいけない人とはどのような人か

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コアトルが思う、最初から縁を切った方がいいと思う人の特徴は以下の通りです。
・平気で嘘をつく人。
・頻繁に人のこと、特に目上の人や年長の人を馬鹿にする人。
・急に夜中に連絡をしてきたり、あるいは急に約束をドタキャンする人。
・自慢話ばかりする人。
・ギャンブル好きの人
・話を頻繁に盛る人。
などが典型的です。
まあ然しながら、これらの特徴は、実のところ万人にある程度当てはまるものでありまして、最も重要なことは、これらの行為の中に潜む異常性というものに気付けるかどうかであります。
嘘は誰でもつきます。話も面白くしようと思って盛ったりします。自慢話だってしたくなるときもあるのです。
しかしある人が明らかに嘘をついていたり、話を盛ったりした時に、「自分だったらそうするかどうか」ということを基準に考えてみることが重要です。
嘘をつくことによって得られる効果とリスク、話を盛った時に得られる効果とリスク、というのは長い人生の中である程度比較考慮できるようになっているのがまともな大人です。
そういう比較考慮を完全に度外視するような行為を一度でも見たら、その人物とは距離を置いた方がよろしい。
これは早ければ早いほどいいのです。
部活にいたらその部活はやめましょう。サークルもしかりです。
同じ部署なら、一刻も早く異動できるようにいろんな人にゴマをすったり、社内政治に勤しみましょう。
そういうことをしなければ、本当に手遅れになってしまいます。
あなたがお人好しであればあるほど、そういう好ましからざる人物はあなたの人格や良心を搾取して弄ぼうとしてくるのです。
人格障害、という切り口で申し上げれば、
・サイコパス
・境界性人格障害
・解離性人格障害
・自己愛性人格障害
この辺りのパーソナリティ障害等に一般的に見られる傾向、というのは、できるだけ人生の早い段階で、知識として知っておくべきです。
参考記事
自己愛性パーソナリティ障害の特徴と心理分析 付き合う上での注意点は?【ナルシスト】
急に交友関係を断つのは境界性人格障害かも?逆に活動的すぎる奴にも気をつけろ
現代人の基礎知識としてのサイコパス 理解を深め適切な対処を心がけよう
トランプがサイコパス傾向だからと言って大統領就任を心配する必要はない
そのコンプレックス身体醜形恐怖症じゃないですか? 症状と対策 整形した方がいい場合も
というのも、こういう性格障害は、基本的に治療が困難であることはもちろん、この障害があったとしても、強制的に入院させられるようなことはないですし、
また社会から隔離されていることもないからです。
それよりもむしろ、社会の中に普通に潜み、パワハラモラハラを繰り返しては、ペテン師的な話術と巧みな世渡りで、社会的地位を求めている。
なんの生産性もないのに、企業の人事は気づかず、あるいは黙認して多くの人がうつ病になって自殺しているのです。
こういう事実の被害者にならないために、最初に述べた特徴を有している人に出会って「あっ」と思ったら、一刻も早くその人から距離を置くように努力しましょう。
命に関わる問題だ、ということを忘れてはなりません。