耳・耳たぶが小さいコンプレックス「金持ちになれない」というのは迷信?反例を探す  

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コンプレックス

既に何度かこのブログで言及しておりますが、コアトルはそれはそれは大変多くのコンプレックスがあります。

低身長、短足、ヒゲが濃い、体毛が濃い、ハゲ薄毛、ヘソが臭い、顔が大きい、頬骨が大きい、ブサイク、鼻が低い、ケツアゴ、、、

など、ちょっと思い当たるだけでもこれだけあって、より些細な事柄まで挙げると枚挙にいとまがありません。

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このコンプレックスのラインナップに加えて、コアトルにはさらにもう一つのコンプレックスがあります。

それが「耳が小さい」というものであります。

さすがに、これが原因で醜形恐怖症になった、などということはありませんが、後述する、世の中に流布する迷信や、それが少なからず的中していることなどからの絶望、劣等感に苛まれることが多いのです。



耳が小さい=耳たぶが小さい=福耳ではない

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耳が小さい、ということは、実のところそれだけではブサイク要素になりません。

むしろ「耳が小さくて可愛いね」などと好印象を持たれることもあるくらいです。

しかしながら、これはジェンダー的配慮を全く欠いた言い方にはなってしまいますが、やはりコアトルは、「男子たるもの、立身出世を遂げて、金持ちになり、地位も名誉も手にすることが男子の本懐である」と考えているわけですね。

それを思いますと、どうしても避けて通れない迷信、言い伝え、そしてなんとなく信じることができそうな一般的な事実が暗く横たわっていることに気づくのです。

それが人相学で言うところの、「福耳」と言うやつでして、一般的に福耳を持つ人は、金運があり女運もよく、大きな財産を築きやすいと言われています。

一方で、残念なことに、小さく薄い耳の持ち主は、金儲けの才覚がなく、運よく金を儲けても、騙されたり、些細な失敗から大損してしまう可能性が高い、などと言われているのです。

これには本当に参ります。

ただでさえ、容姿などにコンプレックスが多いのに、その上人相学的にも運のない耳の持ち主とは、、、

本当に一体前世で何をしたのだ、と言う感じであります。

実際に耳が大きい・福耳の偉人、金持ち

さて、そうはいっても、福耳=金持ち運がある、と言うのは、ただの迷信に過ぎないと言う可能性もあります。

その一縷の望みをかけて、まずは、実際の、文句のつけようのない偉人、富豪の耳が大きいかどうか調べてみました。

織田信長

まずは天下の大武将、織田信長大先生からみていきましょう。五百年近く前の人なので、当然写真はありませんが、実はかなり詳細なる肖像画が残っていると言う。

織田家の菩提寺である三宝寺には、秘宝として、信長の詳細な絵が残されており、これを写真で写したものが広く一般に流布しています。

これをみますと、うーん、確かに、鼻は高く、目はキリッとしていて、とにかくイケメンですが、耳が大きいかと言うと、まあ、コアトルよりはもちろん大きいですが、それほどでもありません。

織田家の当主で、天下取りまであと一歩、と言うところまで行ったからには、金持ちだったには違いないかと思いますが、ちょっとサンプルを間違えたか。。。

田中角栄

言わずと知れた今太閤。角栄がどれだけお金持ちだったかと言うと、まず若干20代前半で、理化学研究所から受注した朝鮮半島での工場建設費が、

戦争終結によって浮いてしまったと言う。これを朝鮮に寄付した、と田中はいっているものの、理化学研究所関係者によると、ほとんど全部を現金化して日本に持ち帰ったと。

その額なんと90億円。。。

戦争を生き残る、若くして90億円規模の仕事を受注、それがいいタイミングで終戦しあぶく銭となる、これを安全裡に日本に持ち帰る、選挙に出る、時代が金権政治を許していた、その勢いで、総理大臣に、、、、

と言うまさに運の良い男の耳は、確かに立派で重厚であり、福耳であるではありませんか。

堤康次郎


出典:堤康次郎 wiki

日本の鉄道王。息子はフォーブス日本版の富豪ランキングで1位になるほどの財産を残す。

本人は多くの愛人がいたとされ、まさに英雄色を好む。彼の耳もまた大きく立派である。

松下幸之助

福耳=金運が良い論争において、松下幸之助ほど説得力のある人物は、彼を除いて他にはいますまい。

どうやったらあんな耳が遺伝子的に発現するのか、全くそれだけでも重要なる研究対象でありましょう。

経営の神様と言われ、松下電器(バナソニック)を一代で世界有数の家電メーカーに育て上げたその才覚は、彼の大きすぎる耳に支えられていたのかもしれません。

例外はあるけれど、、

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さて、こう言ってしまうと、耳も蓋もありませんが、物事にはなんでも例外があります。

今はなき高額納税者を具にみてみますと、確かにそれほど大きな耳の持ち主でない方も多くいらっしゃいます。
※例えば三洋電機の井植歳男など。

また、今注目されているスタートトゥデイの前澤友作さんなども、小さくはありませんが、まあ、特別大きい耳ではない。

しかし、小さくないのですこれが、、、

コアトルの耳ははっきり言って、普通、ではなく小さい。明らかに小さいのです。

幅、長さ、厚みがいずれもなく、小さい。

これだとやはり、富豪にはなれないのでしょうか。金運はないのでしょうか。

そこでハット、私は気づきました。

考えてみれば、世の中を見渡しても、私よりも耳が小さい人、あるいは同じくらい小さい人は、ほとんどいない、みたことがない。

十万人に一人くらいの小ささであるならば、そもそも母数が少ないのだから、確率的にはそう言う人から富豪が出る可能性は必然的に小さいのではないか。。。

とりとめもない形で筆を置くのは大変恐縮ですが、少なくとも今は、そのようにして自分を慰める他ないと悟ったコアトルでございました。