コアトルはサラリーマンですが、残業で帰宅時間が遅くなると、どうしてもやけ食いがしたい衝動にかられてしまいます。
こういう人は多いかと思いますし、毎日遅くまで働いている人などは、こういった衝動は毎日感じておられるかもしれません。
やけ食いの衝動にかられる時というのは、もう時間もかなり遅かったりするので、例えば商業ビルに入っているお店や、所謂居酒屋では無いレストランなどは、
すでに閉店していたりする。
となると遅くまで営業しているチェーン系のお店に選択肢が限られてしまい、現在のコアトルの選択肢でいうと、
◯なか卯(24時間営業なのがありがたい)
◯吉野家(店舗にもよるが近所のは23時閉店)
◯いきなりステーキ(近所のは23時閉店)
◯日高屋(24時間営業なのがありがたい)
◯餃子の王将(23時くらいまで)
に限定されてしまうのであります。
で、中華系が食べたい時は、王将か日高屋で、味で言えば当然、王将の方が一枚上手であるというのは議論がないと思いますが、
しかしここ最近は、日高屋のチャーハンがとても美味しく、王将の焼き飯を凌駕していると感じるのであります。
中華なら第一希望は王将、次点は日高屋
コアトルは関西出身なので、中華が食べたいと思ったらまず真っ先に餃子の王将が思い浮かびます。
仮に反社とのかかわりがあろうと、研修がブラックだろうと(最近は止めたと聞いていますが)、あの旨さとコスパに勝てる中華料理屋は世界に無いと言えるでありましょう。
しかし王将の優秀さはみんな知っているので、行きたいという時に限って行列ができていたり、あるいは、コアトルが行く近所の王将神田店は比較的閉店が早いので、諦めざるを得ない時が多い。
そういう時に選ぶのが「日高屋」であります。
量よし、味よし、値段よし、の日高屋チャーハン
日高屋のチャーハンなど、コアトルが上京してきた8年くらい前から、ずーっと食べ続けていますが、ここ最近は特に美味しいと感じます。
コ
アトルは脂っこいものが好きなので、あのご飯一粒一粒が照りっとしているのが特にありがたい。多分マヨネーズっぽいものを一緒に炒めることで、あの照りの良さを出しているものと思われます。
出店:食べログ
これで価格が430円ですが、より評価ポイントが高いのが、その量であります。
王将で焼き飯普通サイズを頼むと、ちょっと物足りないな、、という感じがするのですが、日高屋の場合はそれがない。
だから間違って大盛りで頼んだりすると流石に食べきれなくなるので要注意です。
補論 日高屋でオススメのメニュー
日高屋に行くとコアトルはチャーハンの他に、ニラレバ炒めと餃子を頼みます。
ちょっとストレスが溜まった日にはビールも頼みます。
この組み合わせがおそらくはベストでありましょう。
周囲の人を見ていると、どうもラーメン系を頼む人が多いように思います。
もともと日高屋はラーメン屋だったということらしいので、ラーメンも美味しいのでしょうが、ラーメンはよりラーメンに特化した店が山ほどあるので、
私はやはりラーメン以外のものをオススメします。
サイドメニューとしてのレバニラ炒めですが、他にバクダン炒め、野菜炒めなどいろいろ試しましたが、やはりレバニラが一番であると思います。
日高屋という存在
日高屋は主に関東地方に出店しているようですが、関西出身のコアトルとしては、日高屋の存在はもはや当たり前になっており、将来関西に生活の拠点を移したとしても、
日高屋がないと困るだろうなあと思います。
それともう一つ、日高屋がいいなと思うのは、社長である神田正さんの人柄であります。
この人の人柄の良さや、エピソードは既に有名のようですが、改めて紹介しておきましょう。
「やっぱり従業員。この人たちにどんなに感謝したってしきれない」
「パートさんの場合20年勤めていても、『ありがとう』も言えずにいなくなることもある。あれを見て人間として耐えられなくなった。慰労会をやると話ができるし、感謝を表したい」
「貧乏の家に育った精神のままで一生を終わりたい。欲しいものはない。使い方がわからない。そんなお金があったら従業員に分けた方がいい」
「中華料理は60歳を過ぎると体力的に大変。福利厚生の一環で60~70歳でも働ける職場をつくりたいと思って」
⇨という理由で新しく焼き鳥チェーンをオープン「ほとんどの人が60歳を過ぎて辞めていく。その時、やりたい人は焼き鳥屋をやれば70歳まで働ける。そういうものを残してあげたい」
村上龍の編集後記
収録中、スタジオは何度も完全に静まりかえった。
神田さんの言葉に、スタジオ内にいる全員が感動したからだ。
村一番の貧乏から、東証1部、年商300億円企業のトップとなった神田さんだが、
「お金の使い途がわからない」と真顔で言われた。
さいたま市の会社から天王洲のスタジオまで電車で来たらしい。
「運転手付きのハイヤーを使うくらいなら、その分、従業員の給与を上げます」
本音だろう。
「日高屋」は、昔ながらの駅前の屋台をモデルとしている。
赤提灯が、人の心を和らげる。
だが、神田さん自身、まるで冷たい闇の中の暖かい明りのような人物だった。
「私なんか、運がよかっただけですよ」
そういった言葉を聞くたびに、心が明るく、暖かくなった。
出展:NAVERまとめ
最後に、王将の名誉のために言っておきますが、総合力で言えばやっぱり王将が美味しい。
あと、餃子の旨さでは多分日高屋は100年かかっても勝てないでしょう。(というか勝つ気もないでしょうが、、、)
ただ、24時間営業という使い勝手の良さ、喫煙可能であるという点などを考えると、深夜仕事疲れのサラリーマンのオアシスであることは、間違いないと言えるでしょう。