コアトルは脂性ですが、昔別の記事でも紹介したように、自分の肌に合う、しかもコスパの高い特定の洗顔フォームがあるので、日頃はそれを使っています。
それがこの専科 パーフェクトホイップですけども、開発者は天才で、さすが、世界に冠たる資生堂の主力商品と言えるでしょう。
さて、コアトルはもう2年近くこの洗顔料を使っており、何の不満もなかったのですが、ふと
「もっと高級、高価な洗顔料を使ったらどうなるのだろうか。たかだか1個300円程度の洗顔料でこれだけ満足できるのだから、5000円以上もするような洗顔料使ったら人生変わるんじゃね?」
と思い立ったのであります。
一方でコアトルが若い頃から悟っている真理の一つに、「高いからといって、それが本当に自分に良いものとは限らない」というものがあって、それを今でも信奉しております。
なので色々と思い悩みましたが、ここはひとつ冒険心に身を委ねようと決断したのであります。
目次
思い悩んでSK-II MEN モイスチャライジング クレンザーを購入
比較的高価で、レビューの点数が高く、肌への刺激リスクが小さそう、という条件で各種男性向け洗顔料を見たのですが、パッケージの高級感や、
(実際はどうかは知りませんが)さも高級路線チックな印象操作をするようなSK-IIのこれまでのCMにまんまとやられまして、SK-II MEN モイスチャライジングクレンザーを試してみることにしました。
お値段なんと6,000円ちょっと!!!
あとで調べたら、SK-IIというのは天下に名高いあのP&G社のブランドらしい。
コアトルが就活生の時は、「マーケティングがやりたいならP&Gだ!」という就活生オピニオンリーダー的人物の声が際限なく拡声器で広がり、
それ自体がマーケティング力の証左という超有力企業でありました。(もっともある就活セミナーで講師の人が「みんなマーケティングっつったらP&Gやていうけどな、あれは広告予算が他社と比べてベラボーに高いだけで、特別なスキルを持った集団ではないんやで」と諭すように言っていたのが良い思い出ですが、、、)
まあ能書きはさておいて、抜くても見せないP&Gさんの広告戦略に私は図らずもしてやられたということになりましょうが、回り回って私の手元に、この高級洗顔料がやってきたわけであります。
SK-II MEN モイスチャライジング クレンザーの特徴
ここで真面目に、このクレンザーを使ってみた感想を極力客観的に述べてみたいと思います。
特徴は3つ、あると思われます。
十分な洗顔力

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まずはこの洗顔力が特徴としてあげられます。洗顔に際して重要なポイントがいくつあっても、まずはこの洗顔の力、汚れがきちんと落ちるのか、ということが最大の関心事であることは言うまでもありません。
この洗顔力と言う意味では、二重丸をつけてもよろしいと思われます。
実際のところ、私は過去の記事でも書いたように、洗顔して数時間もたつと、鼻の周辺からうんこ臭がすると言う死に至るレベルの病の持ち主ですが、
このような症状がかなり緩和されたことはまぎれもない事実でありますから、洗顔力には太鼓判を押してよろしいでしょう。
肌に優しい

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洗顔力があったとしても、洗顔後、顔がつっぱるとか、カサカサ乾燥してしまう、と言うデメリットがあったならば、その洗顔料は仏作って魂入れず、ご飯のないカレーライス、晴れる日のない夏休みと言うような感じですが、
このSK-II MEN モイスチャライジング クレンザーは全くそのような症状が出ない。
どれだけ泡を出し過ぎても、ゴシゴシ洗い過ぎたとしても、顔がぴーんと引っ張られる感覚や、粉吹き芋みたいな肌になると言うことがないのであります。
市販のマツモトキヨシで売っているような、コモディティ商品ですと、洗顔力とこれらの症状はトレードオフでして、一方がよければ一方が悪いと言うのが定説ですが、
この洗顔料はこのような矛盾を見事にアウフヘーベンして、高次元のクオリティを再現していると言えます。
控えめな良い香り

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洗顔料は、男性向けだろうと女性向けだろうと、安ければ安いほど、何か人工的な香りがする印象がありました。
ちょうど、ニコチン量の少ないタバコほど、変な香料や混ぜ物がしているように、あるいは安いアイスクリームほど、変な着色料が風味を台無しにしてしまうのと言う法則は、
洗顔料にも成り立つのであります。
しかしこの高級洗顔フォームは、まず香りに癖がない。
こう言う高級路線の男性向け美容アイテムにありがちなのが、年配者向けのコロンみたいな、おじさまちっくな香りがしてしまうと言うやつですが、
それが全くなく、(コアトルのようなw)若者でも十分使用に耐える香りであります。
他に、客観的な特徴として、まあまあ泡立ちにくい(が、一気にたくさん使わないといけないじゃないか!と言った、経済性の毀損によるストレスは感じない程度)、開閉式ではなく回転式のキャップなので、開け閉めが若干面倒、などと言った点が挙げられますが、
購入を思いとどまらせるほどの問題ではありません。
使用後の肌の調子について
さて、上記のメリット、特徴は、極めて短期的な視点によるものであります。
長く使うことで、肌がどのように改善されるか、そもそも改善されるのか、と言う点が、ある意味では一番重要なポイントでありましょう。
コアトルは実際に4ヶ月ほど使用していますが、結論から申し上げれば、肌の調子はすこぶる良いです。
コアトルは脂性なのですが、その症状はかなり改善されつつあり、驚いたのはある日会社で「なんか肌綺麗じゃない」と言われたのであります。
30年近く生きてきて、そのようなことを言われたのは本当に初めてでしたから、驚きも一入です。
一点だけ、この洗顔の利用にあたって気になっている点を言うと、一時期SK-II MEN モイスチャライジング クレンザーから馴染みのある専科 パーフェクトホイップに洗顔料を戻していた時期があります。
1週間ほど実家に帰っていた期間なのですが、その期間中に、顔に2つもニキビができました。
コアトルは思春期を通じて、ニキビなど殆どできたことが無かったので、余計に印象に残っています。
因果関係は定かではありませんが、ひょっとすると、コアトルの肌はSK-IIの洗顔料の心地よさに慣れてしまった故に、安物の(とは言え専科のパーフェクトホイップは優秀な洗顔料なのは変わりませんが!)洗顔料に対して、過剰反応してしまったのかもしれません。
肌は人生において重要である

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コアトルはテレビを見ていて思うのですが、ニュースキャスターとしてテレビに出てくる綺麗な女性が、照明の当たり方が異なる別の番組に出た時に、
肌が綺麗ではないことがわかったりすると、大変幻滅します。
コアトルごときがこんな事を言うのは失礼なのは承知していますが、言いたいのはそれほどに、肌の状態が人の印象に与えるインパクトは大きい、と言う事です。
せっかくの美形でも、肌が汚かったばっかりに、人生で損をしている人というのは絶対にいますから、そうはならないように、自分にあった洗顔料を見つけることが人生の重大課題の一つなのであります。