コアトルは最近宮崎に旅行に行きましたが、ここで出会った忘れられない飲食店を紹介したいと思います。
宮崎の人や、よく宮崎に行く人、近隣県の人では知らない人はいないのかもしれませんが、関東在住のコアトルは、宮崎の地を踏むまでその店を知りませんでした。
その店こそが、チキン南蛮発祥の店である、直ちゃんです。
食べログ
https://tabelog.com/miyazaki/A4505/A450501/45000063/
この店でチキン南蛮を食した身からいえば、宮崎県に赴く人は、絶対行くべきお店であると思います。
ちなみに食べログ評価は2018年9月6日時点で3.61。なんと全国TOP5,000にランクインするほどの人気店です。
直ちゃんのチキン南蛮
さて、予め断っておかないといけないのは、このチキン南蛮は、「胸肉」であり、その上「タルタルソース」が掛かっていません。

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風の噂でこのお店を知ったコアトルははじめ、「俺は脂ののったモモ肉に、タルタルがたっぷり掛かったチキン南蛮を期待してんのに、何が悲しくてそんな精進料理のチキン南蛮を食わねばならんのだ!!」と、一人で勝手にキレたほどです。
しかし、この店を進める宮崎県民のあまりの多さに促されて、はるばる延岡の国に足を踏み入れたのです。
結論から言うと、このタルタルの乗っていない胸肉使用のチキン南蛮こそ、チキン南蛮の原型、オリジナル、死海文書にもそのレシピが残されている(のは嘘ですが)、
まさに正真正銘のチキン南蛮なのであり、
そしてこのチキン南蛮が、なぜかわからないけれども、とてつもなく美味しい、のであります。
そのものの特徴としては、まずその揚げ方と言うか、衣の付け方に特徴があります。
片面が非常に特徴的な繊維質の衣になっていまして、この衣が南蛮酢をよく吸う仕組みになっていると思われます。
そうしてまた、その衣のサクサク感は、理想的、漫画的とも言うべき頃合いで、絶妙に揚げられている。
またこのチキン南蛮は、食べれば食べるほどに、その感動と美味しさがじわじわくると言う意味で、食材や化学調味料の味付けに頼った二流飲食店とは一線を画すものがある。
正直言って1口目食べた時よりも、3口、4口目の方が、ますます美味しく感じる。
コアトルの経験上、このタイプの美味なる料理は滅多にお目にかかることはない。大抵は、「最初の5口くらいまでは美味しいけど、それ以上はツーマッチだね。」となる。
しかし直ちゃんのチキン南蛮は違う。
全く完食するのが惜しい、最後は更に無残に残された衣の一欠片まで美味しくいただかずにはいられなくなる、魅惑の味であります。
もう一皿、ペロリと食べれた自信はありますが、流石に恥ずかしいのでそれは断念しました。
感想文はこれくらいにしますが、宮崎に行ったら、万難を排して直ちゃんに出向く事をお勧めいたします。