チック症の人への扱いは要注意 下手に扱うと一生棒に振る危険も

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チック症というと聞き慣れない方も多いかもしれませんが、案外身近な症状です。

 

よく小学校くらいの時、「なんか目に入ったの?」と心配するくらい片目をぱちくりぱちくりと不規則に動かしたり、片方の肩をピクピク動かしたり、授業中などしゃべってはいけない時間に、「クソっ」とか「ヤメろっ」とかいう声を出してしまったり、、、、

 

こういう子が一人くらいいたかもしれませんし、まあいなかったかもしれませんが、チック症というのは、こういった

突発的で、不規則な、体の一部の速い動きや発声を繰返す状態が一定期間持続する

ことを指します。

 

端的に言ってしまうとこれは病気ですが、特に死に至る病ではありません。

 

が、周囲の無理解のせいで万死に値する場合もありますので、あなたがチック症を発症した子の親であれ、友人であれ、相当程度注意して扱わないといけません。



チック症の原因

チック症という忌まわしい病気については、原因すらまだ分かっていない謎の病気です。

 

後天的とも先天的とも言われますが、実際のところはその両方が正解、というのが今時点での理解です。

 

すなわち、遺伝的な原因で発症する場合もあれば、チック症の子を見て、何故か自分もマネをしてしまって、それが癖になってしまった結果、チック症の症状を発する場合もある、ということです。

 

これは覚えておきたいところで、チック症の動き、特に片目をぱちくり瞬きさせて変なウインク状態を繰り返してしまうような行為については、結構癖になる可能性が高く、外聞上も見た目上もあまり宜しく無い事になってしまいます。

 

先天的な場合でも、何か大きなストレスをきっかけに発症するケースが多く、具体的には、幼少期における両親の離婚、イジメ、両親との死別といった事件が遠因になっているケースもあります。

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チック症は止めようとしてもなかなか止めれない

本来的なチック症の場合、周囲が注意すると増々症状が酷くなる、という恐ろしい特徴があります。

 

「なんで肩を変に動かすの?」、「なんでいつも変なウインクをしているの?」

 

こういう言葉はチック症患者には絶対NGで、こういうことをしてしまうと増々ストレスになって症状が悪化します。

 

チック症のポイントは不随意の運動であるということで、意識してやっているのはチック症でも何でもありません。

 

基本的には時間が経てば、少なくとも成人するまでには治りますので、気長に見守ることが大切です。

チック症で人生に傷を残さないために

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チック症を発症している、と言う場合、その時点で幼少期に強いストレスを受けたことは間違いないです。

 

以前ストレスに関するエントリで述べたかもしれませんが、幼少期に強いストレスを受けた人ほど脳の扁桃体が大きく、それ故にストレスに弱い体質になってしまう、ということが科学的に明らかになっています。

 

それ故そもそもストレスに弱いところに、自分ではどうしようもない不随意のチック運動について、周りからとやかく言われては増々ストレス増大でうつ病リスクも高まってしまいます

 

自分で自覚があって、周りからも何となくそれを指摘されるような視線を感じたとしても、堂々と生きましょう。

 

ビートたけしだって、チック症ですが、むしろそれをトレードマーク、チャームポイントにしています。

 

事故の後遺症もあるでしょうが、もっと昔の動画をみても、明らかに肩や首をピクピク動かしていますからね。

 

チック症でもあんな英雄になれるわけですから、何も悲観することはありません。

 

気にせず、どうしてもストレスなら、マインドフルネスをするなどして、精神の安定を保つ努力をしてみてください。