妄想癖はストレスの根源
このブログでは何かにつけてストレスに書いているが、「生きづらい」とか「将来が不安」とか「イライラ」とか「抑うつ」とかそういった問題の根本原因はストレスであることは間違いない。
ただストレスと言っても個人差があるし、原因の性質にもよってその劇症度は様々である。
私がそうだから、きっと他にも、「その時はそんなに何とも思わなくても、後から(ひとりでに)妄想を膨らました結果、異様に腹が立ってきて、ムカついて、被害妄想を発病して、その結果自分で自分のクビを締める」生まれながらの才能を持った人がいるはずだ。

geralt / Pixabay
そういう人は、所謂優等生タイプの人間で、成績はそれなりによく、周囲のおとなからチヤホヤされて、あまり不自由ない生活を送ってきた人が多いと思う。
だから青年期までに、全能感というか、将来は意中の人と結婚できて、希望する職業につき、思う通りの名声と収入を得て、何だったら何かの業績で表彰されたりテレビにでたり、、、という妄想を膨らませてきた人が比較的多いのではないか。
そして妄想はそれだけにとどまらず、巷でいう中二病的に、「スラムダンクにもう一人のキャラがいて、それが自分で、、、」とか「ワンピースにもう一人のキャラがいて、それが自分で、ナミと付き合うことになって、、、」とか自己満足の異様な妄想を繰り広げて興奮して寝られない、そういった経験がある人は、1人や2人ではないはずである(そう信じたい)
こういった癖、というのは何かにつけて大人に立っても現れるもので、しかも大体青年期までに描いた理想とは、遠い世界で生きていくことになるわけだから、当然少なからず不満感を持って生きている。
で、妄想癖が長じて、冒頭に述べたような悪癖が現れ、何かにつけて「傷つけられた」妄想を膨らまし、一人で勝手にストレスを貯める。
ナルシストを併発する場合

corgaasbeek / Pixabay
こういう人は少なからず「ナルシスト」を併発している場合が多く、些細な事で「バカにされた」と思い込み、二度をそいつを許さない。
許さない気持ちが高まって、興奮して夜寝られなくなる。
スマホで現実逃避のため何度もみたWikipediaを読み返し、何度も見たYoutubeの動画を再生する。
気がついたら深夜の1時、2時である。
この結果、朝は当然寝不足で、疲労は殆ど回復しない。
眠たくて疲れているから仕事にも身がはいらないが、「あいつ」の顔をみるとイライラだけが募る。
眠気冷ましにカフェインを取る。自販機で買えるアイスのブラックコーヒー。しまいにレッドブルに手を出して、毎日お金の無駄遣い。
やっと来た休日は昼まで寝て、コンビニ飯を食べて、現実逃避をして、結局深夜まで非生産的なことをして過ごす。
。。。
こういう生活を続けると、いつか色んな意味での借金が貯まりたまって取り返しがつかなくなる。
会社が傾けば真っ先にリストラ候補である。
こういう人生は、この世に生まれた楽しみもなければ、生きる希望も見いだせない。
抜け出したいと思っているが、なかなか抜け出すことが出来ないでいる。
しまいには鬱病をこじらせるかもしれないという恐怖にかられている。
こういう人はいないだろうか?
こういうのはもう生まれ持った性格だから、今日明日治るものではない。
完治できるのかどうかも曖昧である。
ストレス➡妄想➡より強いストレスの負の連鎖を断ち切る方法
だから上手く付き合っていくしかないが、ここではこういった症状が出ているあなたに、実践的で個人的に効果があったと思う方法をいくつか紹介しておきたい。
○牛乳を飲む(普段あまり飲まないなら尚良い)
○ヨーグルトを食べる(普段食べないなら尚良い)
○ビタミンCの入ったすっぱいドリンクを飲む(但しCCレモンはだめ)
○コーヒーを始めカフェインは一切取らない
○(会社務めなら)定時に退社する(又は全力でそれに向けて努力する)
いずれも対症療法であるが、非常に効果があった。
寝付きはよくなり、朝も目覚めが良い。
何かにつけて前向きに物事を捉えられるようになった。
会社でムカつく事が合っても、「どうせ定時に帰るし」と思うことで気持ちに余裕ができた。
乳酸菌のおかげで快便である。
ビタミンCのおかげで肌の調子も良い。
だから、まあ根本的な解決方法ではないが、症状の緩和には非常にお勧めできる方法であるから、気になる人は是非試してみて欲しい。